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2006年4月 5日 (水曜日)

F1 オーストラリアGP アルバートパーク・サーキット 2006年

大波乱の決勝だった。
路面が滑りやすい公道サーキットということもあり、トラブルが続出。
セーフティ・カー導入4回というのも、大波乱ぶりを物語っている。

だが、その大波乱のレースも、終わってみると1位はフェルナンド・アロンソ選手(マイルドセブン・ルノーF1チーム)。
この開幕からの3戦の成績を見ると、どんな状況でも常に上位をキープでき、ドライバー・マシン・チームの全てにおいて完璧と言える。
今年のチャンピオン最有力候補は、やはりアロンソ選手で決まりだろう。

2位はキミ・ライコネン選手(チーム・マクラーレン・メルセデス)。
優勝を狙える可能性はあったが、フロントウィング破損や、周回遅れに手間取り、惜しくもアロンソ選手に届かず。
マシンの信頼性に不安は残るが、速さは本物。
今年のチャンピオン第2候補はキミ・ライコネン選手となりそうだ。

3位はラルフ・シューマッハ選手(パナソニック・トヨタ・レーシング)。
トヨタ、今年初の表彰台となった。
着実に成績を上げてくるトヨタは流石。
ただ、優勝するためには、マシンの戦闘力がまだまだか。

注目のポールポジションからスタートしたジェンソン・バトン選手(ラッキーストライク・ホンダ・レーシングF1チーム)は、決勝ではあまりペースが上がらず。
最終ラップでは5位につけていたが、なんと最終コーナーでエンジンブローし、フィニッシュラインの直前でマシンを止めた。
レース中の様子を見ていた気がついたのだが、バトン選手のマシンは、アロンソ選手やライコネン選手のマシンに比べて、ブレーキングポイントがやや早いということ。
どうもブレーキに弱点があるようだ。
ブレーキ自体の問題なのか、それとも他の問題なのか、見ている側の立場では原因はわからないが。
現在のホンダのエンジンパワーはあきらかにトップクラス。
ブレーキを克服できれば、優勝が狙えるはず。

スーパーアグリ・F1チームは、ついに2台完走を果たした。
しかし、他のチームに比べて、まだまだ戦力は低い。
ニューマシンの早期投入を期待したいが、それまでは多くの完走を目指してチームの経験を積んでいき、ニューマシン投入時に実力を発揮して周囲を驚かせて欲しいところだ。

いつものように、決勝レース中のファステストラップを見ると、ライコネン選手とアロンソ選手があきらかに群を抜いている(3番手以降に1秒もの大差)。
やはりこの2人が今年のチャンピオン候補だ。
一方、ミハエル選手は、ハードタイヤの温度が上がらず、グリップ不足に苦戦していたが、しっかり3番手のファステストラップをマークしていた。
マシンさえ互角なら、間違いなくチャンピオン争いに絡んでくる実力者であるだけに、現状のフェラーリにはとても残念。
ミハエル選手は、途中、珍しくアグレッシブな走りを見せていたが、なんだか運転を楽しんでいたようにも見えたのは私だけであろうか。

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次回はサン・マリノGP(アウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ)。
フェラーリの本拠地に最も近いサーキット。
複雑なコーナーの組み合わせが続くテクニカルな中高速サーキット。
ドライバーの技量と、マシンの総合力が問われ、私がドライバーの実力を見極めるために注目するサーキットのひとつ(他はモナコ、鈴鹿、今年はなくなったベルギーのスパ・フランコルシャンなど)。
ここはやはり地元フェラーリの復活に期待したい。

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