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2006年5月17日 (水曜日)

F1 スペインGP サーキット・ド・カタロニア 2006年

フェルナンド・アロンソ選手(ルノー)、念願の母国初優勝となった。

予選では、1番手のアロンソ選手と、2番手のジャンカルロ・フィジケラ選手(ルノー)で、搭載燃料を若干軽めにしたルノー勢がフロントローを独占。
フェラーリ勢はセカンドローで、3番手のミハエル・シューマッハ選手(フェラーリ)、4番手のフェリペ・マッサ選手(フェラーリ)。
マスコミの意見では、フリー走行時の状況や、最終予選時の搭載燃料から、フェラーリ勢がやや有利と見られていた。

決勝のスタートではルノー勢が1-2を守り、序盤からルノー勢にとって理想的なレース運びとなった。
1回目のピットインのタイミングで、ミハエル選手はフィジケラ選手の前に出ることができたが、すでにアロンソ選手との差は大きく開いていた。
しかも、ラップタイムは僅かにアロンソ選手が速く、2回目のピット後もアロンソ選手の優位は変わらず、勝負がついた。

今回のファステストラップ等からマシンの性能を推測すると、アロンソ選手の母国GPであったことを少し差し引いて、ルノーとフェラーリはほぼ互角ではないかと思う。
一方、昨年は最速マシンと考えられていたマクラーレンは、今年はライバル勢に比べてやや遅れをとっている、といった印象か。

マシンの仕上がり具合に着目すると、この時点で、チャンピオンシップはアロンソ選手とミハエル選手にほぼ絞られた、と言えそうだ。
マシン性能差はほぼ互角と考えられるので(タイヤや改良で形勢が変化する可能性もあるが)、あとはドライバーとチーム総合力の争いが中心となりそうだ。
アロンソ選手の課題は、初めてのディフェンディング・チャンピオンという地位のプレッシャーを乗り越えられるか。
ミハエル選手の課題は、引退を意識しはじめた中、どこまでモチベーションを強く維持できるか、また体力面も心配。

次回はモナコGP(モンテカルロ市街地コース)。
いわずとしれたF1最難関の市街地コースで、美しい景観と裏腹に、非常に危険なコースだ。
このコースはモナコ・マイスターであるミハエル選手が得意とするコース。
マシン性能も重要だが、マシンの性能差以上にドライバーの能力が結果を大きく左右するコースである。
そして、オーバーテイクポイントもほぼ皆無で、優勝するためには予選トップ、悪くても2番手が必須(トラブル発生時は除いて)。
ピット戦略では、周回遅れとの遭遇タイミングをうまくコントロールしなければならない。
いくらマシンが良くても、ドライバーとチームが全力を尽くさないと勝てないのである。
おそらく、ミハエル選手とアロンソ選手の一騎打ちとなることが予想されるが、ここでの勝敗がチャンピオンシップへの大きな影響を与えることとなりそうだ。
次回は、最終予選、決勝スタートから第1コーナーへの飛び込み勝負、ピット戦略に注目すべし。

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予選から大混乱のレースとなった。 なんといっても、ミハエル・シューマッハ選手(フェラーリ)の全予選タイム抹消の厳しすぎる処分が、モナコGPの楽しみを半減させてしまった。 モナコ・マイスターと呼ばれるミハエル選手は、予選上位ならばレース中の流れで優勝争い... [続きを読む]

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