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2008年5月の1件の記事

2008年5月26日 (月曜日)

自動車の話:燃費の良い車種へ買い替えることが本当にエコ?

 最近、世間のエコロジーへの関心が高まっている傾向は、とても良いことと思います。特に、石油の高騰がきっかけとはいえ、燃費の良い車種(低燃費車・低排出ガス車)への買い替えも増えているようですね。エコを理由に低燃費車への買い替えを促す動きも見られます。

 しかし、自動車メーカーの宣伝文句、まだ走れるけど低燃費車へ買い替えることがエコ、というのが安直すぎて気になっています。
 というのは、エコロジーで言うところの環境負荷低減に着目すると、今すぐに低燃費車へ買い替えることが必ずしもベストとは言い切れないのです。

 自動車を製造するためには、多大なエネルギーを消費し、大量の廃棄物を発生しています。なので、自動車の製造過程の環境負荷を無視してエコロジーは考えられないのです。
 例えば、年間走行距離があまり多くなければ、無駄に3年毎に買い替えるのではなく、無理のない範囲で長く乗り続けることで、全体の環境負荷低減に貢献できるかもしれないのです。

 エコロジー的には、自動車の年間走行距離と自動車製造時の環境負荷を天秤にかけて、賢く選択するのがベターなのですが、複雑な条件が絡み合って難しいですね。

 なので、私の判断基準は総出費を目安にしています。大まかに、3つのバランス「車両価格(基本的に高いほど製造時の環境負荷が高い傾向)」、「燃料代(その車を乗り続ける期間を仮定した総計)」、「各消耗部品の修理コスト(日本車の場合、だいだい10年か10万km前後でピークを迎えるはず)」を見てます。そう考えると、一般的な年間走行距離(1万km)で、燃費によほど大きな差がない車種での買い替えの場合、10年乗り続けることで環境負荷が抑えられる、と考えています。
 低燃費車に買い替えるといっても、同じ車格ならば大きく燃費が変わるわけでも無いので、5年~7年周期以上でないと、ほとんど効果がないと見ています。
 まあ、結婚や出産等での買い替えもあるので、あくまでも目安です。

 ちなみに、低燃費車を代表するハイブリッド車についてですが、バッテリー製造時の環境負荷はかなり高く、私自身は実際の効果に疑問を持っています。バッテリーのリサイクル等が進めば、それなりの効果は期待できそうですが。将来の燃料電池までのつなぎの位置付けみたいですけどね。

 うちのフォレスター(SF5D)もついに7年を超えました。新型フォレスターは全体的に大きくなってしまい、特に車幅については車庫の制約が厳しいです。かといって他に気に入ってる車もなし。
 車幅1700mm以下で、初代フォレスターのような、コンパクトでスマートに乗れるSUVが欲しいです。

080526a

(2009年01月27日追記)
 自動車製造から廃棄までのCO2排出量を試算している記事を見かけましたので、参考までにリンクしておきます。ただし、CO2総排出量にのみ着目している試算結果であり、製造時や廃棄時に発生する廃棄物による環境負荷は考慮されていないようです。

日本総研:「エコ替え」に見るカーボンマーケティングの落とし穴







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