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2010年2月の1件の記事

2010年2月11日 (木曜日)

ADSLモデムのNAT溢れ対策

 ADSLモデム(NEC Aterm DR202C-U )のハングアップ(フリーズ)が頻発するようになりました。このモデムは4年経過しているので、そろそろ寿命かと思って一応調べていましたら、どうやら「NAT溢れ」が原因のようです。

 「NAT溢れ」というのは、NATテーブルの保持数をオーバーしてしまう不具合です。NATテーブルは、本来、古いもの(最後のアクセスから最も時間が経過したもの)から上書きしていくものです。このため、通常はNAT溢れが発生しても、上書きされた通信のみに影響が発生する可能性があります。
 しかし、NECの旧型のADSLモデムやルーターにおいて、NAT溢れが発生するとハングアップしてしまう、という有名な不具合があります。NECの旧型のADSLモデムやルーターはNATをタイマーで保持しつづける仕様のため、NATテーブルが足りなくなってハングアップするようです。
 パソコン1~2台程度ならばあまり問題になりませんが、パソコンを3台以上使っていたり、特にUDPアプリケーション(動画や音声チャットなど)を多用していると起こりやすいです。
 ただし、NECの最近の製品では対策されているようです。

 あとは、自宅で起きている状況をどのように解決するか?

 とりあえず、NATテーブルタイマーを短くしてみることに。
 まずはデフォルトの300秒から120秒へ変更してみました。確かにNAT溢れは起きなくなったのですが、今度はアプリケーションのセッション切れが発生してしまいました。数値を大きくしていっても、やはり300秒くらいにしておかないとセッション切れが発生してしまうようです。
 残念ながら、NATテーブルタイマーを変更しても解決できませんでした。

 一番簡単なのは、ADSLモデムの買い替えなのでしょう。しかし、イーアクセスで正式サポートしているADSLモデムは一般販売されていないようです。
 規格としてはNTTのADSLモデムが使えるようですが、保証が無いので、最終手段として残しておくとこにします。

 そして考えついたのが「DR202Cのルーター部分を使わなければ、NAT溢れを回避できるのでは?」ということでした。
 以下、その手順の概要です。

 まずDR202CをPPPoEブリッジ接続に設定します。

 ブロードバンドルーターをPPPoEモードにしてDR202Cへ接続し、PPP等を設定します。私の場合は無線LANアクセスポイントとして使っていた親機が、実はブロードバンドルーターなので、これを切り替えて使用しました。

 接続のイメージは以下の通り。

  ADSL回線 ⇔ DR202C ⇔ ルーター ⇔ パソコン

 今のところ、この接続で問題ないようです。
 なお、PPPoAからPPPoEへ切り替えるので、MTUチューニング等にこだわる方は調整が必要です。




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