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2011年2月19日 (土曜日)

東京スカイツリーの地震と風への振動対策

 東京スカイツリーの地震と風による振動対策について調べてみました。
 ポイントは大きく分けて3つです。

1.本体部分

五重塔からヒントを得た心柱構造 http://www.nikken.co.jp/ja/skytree/structure/structure_04.php

制振オイルダンパ http://www.kyb-ksm.co.jp/news/2010/ksm_20101221_skytree.pdf

 もっとも注目すべき点は、日本古来の五重塔からヒントを得た心柱構造でしょう。心柱構造の特徴を活かして、美しくデザインされていると思います。
 そして心柱と塔体の間と低層棟部分に制振オイルダンパを設置してあります。制振オイルダンパの原理は、自動車やバイクのショックアブソーバーと同じで、振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで揺れを収束させます。

2.アンテナ部分(ゲイン塔)

制振装置TMD http://www.mhi.co.jp/news/story/1102015027.html

 東京スカイツリーの頭頂部にあるゲイン塔を、風で生じる共振現象である渦励振(うずれいしん)から守る制振装置TMDです。TMD(Tuned Mass Damper)とは制振装置の一種で、おもり・バネ・ダンパを組み合わせたものです。TMDは大きな建物には不向きなのですが、ゲイン塔だけの制振装置として設置したのは良い発想だと思います。

3.基礎部分

大樹の根のような基礎構造 http://www.nikken.co.jp/ja/skytree/structure/structure_02.php

ナックル・ウォール工法 http://www.skytree-obayashi.com/technique/detail/01/index.html

 これだけ高い建物を、地盤の弱い限られたスペースに建てるわけですから、やはり基礎は大事ですね。

【おまけ】建設状況は、以下のサイトが詳しいです。

東京スカイツリー建設プロジェクト|株式会社大林組



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